《美女と野獣》2 (ページ14)

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あなたside ページ14

私は今まであった事を全部安に説明した。

安｢なんで言ってくれへんかったん？」

あ｢言えるわけないやん。何私は彼氏でもないやつとヤリましただから遅れましたって言えばよかったん？」

安｢違う。そこやない。メールの事。おどされてる事」

あ｢危害が行くのを防ぎたかった。わたしが我慢して済む問題なら我慢して終わらしたかった」

安｢亮や渋やんが怒ってるのはそこやと思うよ？」

あ｢....」

分かってる。分かってるよそれぐらい。

安｢前からずっと言ってるやん？なんかあったら話せってそらAの話も聞かずに渋やんらが文句つけてきたのは渋やんが悪いと思うで？でもな？俺かて心配してたんやで？渋やんなんか俺以上にやと思う。
やのに帰って来たら何もないーとか隠されてそら渋やんかてショックよなぁ...」

分かってることをすべて言われてしまうから何も言い返せない.....

あ｢....もうどうしたらええん」

私はその場で泣いた。

安｢どうしたもこうしたもゆっくりでいいし話したらいいんやん。渋やんかて亮かて今のAの話を聞いても絶対引かへんよ。むしろ俺と同じ事を何回もいうと思うで？」

あ｢家帰ってもいいんかな..すばるめっちゃ怒ってたやん」

安｢大丈夫。渋やんはもう怒ってないと思う」

そう言って安に肩を支えられながら家に帰った。

あ｢...たっ..ただいま...」