今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:23,521 hit
小｜中｜大
87% ページ15
・
1人が寂しい。
友達といるのは好きだし、大勢で遊ぶのも好きやけど
1人が"寂しい"と感じたことはなくて。
なんなら今は彼女もおらんけど、寂しくはない。
これはなんか進展するんちゃう？なんて頭では思ってるんやけど
口から出た言葉は
「別に。」
なんて冷たいもんやった。
「わたし、こう見えて1人が苦手なんです。
そういって彼女の口から離れたタバコからは、慣れ親しんだ副流煙。
「大倉さんの曲、失恋にしようと思ったのに。1人が寂しくないならどうしようかなぁ。」
そう言いながら彼女はソファーの上で膝を抱えた。
大「なに。仕事の話やったん？」
てっきり、プライベートな話かと思ってドキドキしてもぉたやん。
「じゃないと、こんな話聞かないです。」
そういって彼女は灰皿にタバコを押し付けた。
そういえば、打ち合わせの時にはつけていた指輪。
どこにいったんやろ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 131人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：逢碧 | 作成日時：2021年1月17日 16時
