トリップ後はハルヤに… (ページ4)

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3話夢主side ページ4

〜Aside〜

島之内先生が教室に入って

島之内｢今日は、転校生が来ます。入って。｣

そう言われたので私は、教室に入った。
すると、ハルヤ君と目が合った。

やばい！ハルヤ君と目が合った！こんなの初めて！！やばいやばい！

そう思っていたら後ろから島之内先生が小声で

島之内｢挨拶できる？｣

と言われたので私は頷いて前を見た。

A｢よろしくお願いします！夢原Aです！｣

挨拶をしていると、朝会ったナツメちゃんを見つけた。そして、目が合ったので私はナツメちゃんの方を見て微笑んだ。

そしたら、ナツメちゃんも微笑んでくれた。

ナツメちゃんの微笑んだ顔可愛い！

島之内｢じゃあ、夢原の席は…酒呑の隣だ。｣

えっ？今酒呑って言った？えっ？嘘！ハルヤ君が手を挙げてる！

顔に熱が溜まっている事が分かる。

私は席に座るとハルヤ君が、

ハルヤ｢よろしく。夢原さん。俺は、酒呑ハルヤだよ。｣

A｢よろしく！私の事はAでいいよ。｣

ハルヤ｢じゃあ、そう呼ばせてもらうね。A。｣

うわー！！！！ハルヤ君にあのハルヤ君に名前で呼ばれたーーーー！

ハルヤ｢俺の事は…好きに呼んで。｣

A｢じゃあ、ハルヤ君！！……で、いい？｣

ハルヤ｢何でもいいよ。｣

島之内先生が喋っている間にこんなに仲良くなった！！めっちゃ嬉しい！！！！ありがとう！！！
神様！！！

先生の話が終わるとナツメちゃんが私のところに来てくれた。

ナツメ｢Aちゃんって言うんだね！よろしく！私の名前は天野ナツメ。ナツメって呼んで。｣

A｢よろしく！ナツメちゃん！！｣

はぁ〜…ナツメちゃんが可愛すぎる〜〜。

ナツメ｢ねぇ。あのさ、もしかして…何だけどAちゃんって酒呑君の事好き？｣

と聞いてきた。

A｢こんな話をしてたら、ハルヤ君の周りに居る女子からヤバい目で見られるよ！｣

ナツメ｢大丈夫、大丈夫！周りの女子は、酒呑君で一生懸命だから聞く耳を持たないよ〜。だから、今聞くの！酒呑君の事好きでしょ？｣

A｢そ…そんな訳ないじゃん！！｣

ナツメ｢ま、私も酒呑君とAちゃんの事応援してるからね！｣

ハルヤ｢姫。お呼びでしょうか？｣

ナツメ｢わっ！！！何でも無いわよ！！｣

ハルヤ｢…｣

ハルヤ君が何故か私を黙って見てるんだけど…なんで？

と思ってたらハルヤ君が微笑んだので私も微笑み返した。