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4話ForeverFriends編(4) ページ5

〜Aside〜


A「そうなんだ…」

イツキ「とりあえず俺の部屋に行くぞ。作戦会議はこれからだ。お前、家はあるのか?」

A「あるけど…凄く遠い…」

イツキ「なら、俺の家で寝泊まりしろ。ここの部屋を使えばいい。」

A「でも…」

イツキ「良いんだ!ほら、行くぞ。」


イツキはそう言って私の腕を掴んだ。


A「ここがイツキの部屋?」

イツキ「ああ。」

A「凄いね。」

イツキ「俺は、姉ちゃんが死んでから妖怪の仕業だと分かってから調べたらこうなっただけだ。」

A「ふーん…あっ!これは何?」

私は狐の大きな妖怪の絵に指を指した。

イツキ「これが、玉藻前という妖怪だ。」

A「なるほど〜…ちょっと写真撮ってもいい?」

イツキ「良いけど…その写真何に使うんだ?」

A「お兄ちゃんに見せるの。」

イツキ「なるほどな。なぁ、思ったんだけど、お前の兄ちゃんも妖怪に詳しいんか?」

A「今は言う時じゃないよ。その時になったら、また教えてあげる。」

イツキ「あ…ああ。」

私はスマホを取りだし、写真アプリを開いて写真を撮った。

そして、お兄ちゃんにその写真を送った。


Aこんな妖怪らしいよ。女の人の魂を奪う狐妖怪。


ハルヤすまない。なかなか思い出せない。


A「分かんないって。」

イツキ「情報が少ないな…近所の人に聞いてみるか!」

A「それいいね!一緒に行こう!」

イツキ「ああ!」


私はイツキと一緒に隣の家に住むおばさんに聞いてみた。

A「ねぇ!お姉さん。最近この辺りで起こる女の人が亡くなっていく事件について何か知らない?」

おばさん「やだ!お姉さんだなんて!照れるわ〜。」

イツキ「あの…」

おばさん「あら〜。ごめんなさいね。最近の事件について…あっ!確か、」

A、イツキ「確か?」

おばさん「その事件で亡くなった人達は皆体が消えていくらしいわ…不思議よね〜…」


私は、おばさんに聞こえないくらいの声で言った。


A「これは、きっと魂が奪われたら消えるという事だね!」


すると、イツキもおばさんに聞こえないくらいの声で


イツキ「そうみたいだな。次行くぞ。」


と言った。私は頷きおばさんの方を見た。


A「ありがとうございます。お姉さん。」

おばさん「いいのよ。困った時はまたアタシに言ってね。」

A「はーい!」

〜ハルヤside〜

Aから返事が来ない!

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キャラリ(プロフ) - リチャさん» ありがとうございます!(*´ ∨`)なかなか続きが思いつかなくて…でも、続きが浮かんだらまた出すのでよろしくお願いします(*・ω・)*_ _) (2021年8月21日 8時) (レス) id: 71d33c2703 (このIDを非表示/違反報告)
リチャ(プロフ) - おもしろかったです!続き待ってます!! (2021年8月16日 10時) (レス) id: b94490af93 (このIDを非表示/違反報告)
キャラリ(プロフ) - すいません!!次からは気をつけます!あと、ありがとうございます! (2021年6月19日 23時) (レス) id: 71d33c2703 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キャラリ | 作成日時:2021年6月19日 18時

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