病室 ページ31
あの日の2日後。
律の抗がん剤治療が始まって、他の部屋に移動したから空いてるベットが２つになった。
そのせいか、俺も体調を崩して発作の一歩手前状態になっている。
「ｺﾞﾎｺﾞﾎｯ...」
あー、しんどい、
さっき坂田さんが酸素マスクを持ってきてくれてつけたから少しはマシだけど、
と思っていると坂田さんが入ってきた。
坂「Aくーん。大丈夫、、、じゃないか、さっきより酷そうだね。」
「、、、無理、」
坂「じゃあ少しベット起こそうか。酸素もちょっと上げるね。」
と俺が呼吸しやすい体制にしてくれた。
坂「ちょっとでも酷くなったら呼んで？先生呼ぶから。」
「、、わかった。」
と坂田さんは病室から出て行った。
響は相変わらず外を見ている。
余程外が好きなのだろうか、それとも、外に出たくて仕方がないのか、どちらかはわからない。
本当だったら響や律だって俺ぐらいの年だったら外で遊びたいはず。
俺も遊べないからわからないけど。
すると病棟内から少し匂いがした。
香水かなんかの匂い。
俺の発作を誘発させるには十分な匂いだった。
「ｺﾞﾎｺﾞﾎｯ…！ｹﾞﾎｯ…ｾﾞｴ…ｺﾞﾎｺﾞﾎｯ…！」
今は吸入器もない。
響「A！？坂田さん！Aが！」
と、ナースコールを押しながら言ってくれる響。
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火鉢 - 沢山の人に迷惑をかけたことは承知しています。ですが、今後、彼がちゃんと戻ってくるのであれば更新を再開しますのでよろしくおねがいします。 (2022年6月1日 8時) (
レス) @page43 id: 58cb91b06b (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 面白かったです！別の作品も読んでみます。 (2021年7月22日 9時) (レス) id: db936f351c (このIDを非表示/違反報告)
みず - 面白いです。これからも頑張ってください。！ (2021年6月18日 17時) (レス) id: 7e493f8191 (このIDを非表示/違反報告)
火鉢(プロフ) - Rikoさん» ありがとうございます！今はテスト期間でドタバタしてるんですけど近いうちに出せるように頑張ります！ (2021年2月2日 19時) (レス) id: a41af08196 (このIDを非表示/違反報告)
Riko(プロフ) - 面白い！更新頑張って下さい！ (2021年1月31日 22時) (レス) id: 162be80354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：火鉢 x他1人 | 作成日時：2020年3月13日 0時
