秘密の姉弟。《黒》 (ページ12)

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深澤side

『んんッ』

深「Aさーん、起きて～」

酔って寝ちゃってから30分。

どう声をかけても起きない。

これ大丈夫か、、、？

深「Aちゃーん、！」

『ん、、、あ、たつやくん』

深「起きた！家まで送るよ、住所言える？」

『ん、いえ？』

深「うん、家」

『んん～～っと』

また寝ちゃった。無防備だなぁ。

とりあえず背負ってタクシーに乗せた。

深「ごめんね、、勝手に見るよ」

そう言って取り出した免許証に載った住所へ向かった。

深「ここか、、、弟、いるんだよね、押していい？」

『ん、』

ピンポーーーン

？「はーい、あ、開けるね」

多分画面にはAさんの顔しか映っていない。

俺は恥ずかしくて画面から隠れてる。

ガチャッ

深「こんばんは。ごめんね、弟くん、お姉さん寝ちゃって、、、って、、、え、？」

目「おかえり、、、って、え？ふっかさん？」

えっと、これはどういうこと？