いつでも(修正) ページ4
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同じすとぷりすなーの友達に会った
同じころんくん推し、同担の子 。
グッズをいっぱい持ってる所謂強オタさんだけど、
それを自慢するわけではなく、寧ろグッズがあまり
買えない私にグッズをくれたり、
色々情報を教えてくれる気の良い子だ 。
病院から出てきた私を見て驚いたのだろう、
じ、と控えめに見つめてくる
「何か用事あったの?」
「ん、ちょっとね ..最近風邪気味みたい 、」
「そっかそっか、Aは色々溜め込みやすい
タイプなんだから無理しないでね 。この前みたいに
倒れられたら私今度こそ心配で失神する」
「あはは、大丈夫だってば 。」
「本当に大丈夫?いつでも頼ってね」
「うん」
「..そういえばさぁ、もうすぐだね、すとぷりの無
観客ライブ!絶対見なきゃ〜」
「..っうん、楽しみ!...あ、それじゃ、私帰ら
ないと 。ばいばい 、気をつけて帰ってね」
ちらりと道路を確認し 私は彼女に笑って手を振れば
逃げるようにその場を後にした
後ろをこっそり手鏡で確認し
彼女が反対方向に歩いて行くのを見ると
私も早足で歩きだす
静かな住宅街、もう人通りは少なくて
寂しいのでお気に入りの曲を口ずさんだ 。
勿論、すとぷりの曲 。
すると、少しだけ心が落ち着いて
足取りが軽くなった気がした
でも
その後、どう家に帰ったかは
思い出せない
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作者名:月餅 | 作成日時:2021年5月25日 22時