第8話 石窯で焼いたピザ ページ9
『ん・・・・』
あっ・・そうか・・
僕は寝ていたのか
布団からごそごそと出ると大きなあくびをした
『嫌な夢を見たな』
バンッ
僕がそうつぶやいたとほぼ同時に扉が開く音がした
ジューゴ達が帰ってきたんだ
『お帰り』
いままでずっと一人だったから誰かにお帰りっていうのは少し新鮮な気持ちだな
ジューゴ「おう、ただいま」
ニコ「ただいま!イロハ君」
・・・そういってもらったのがうれしかった
僕がそんなことを思っているとロックが何かをもってきた
ロック「ほらよ。これ」
そういって出したのはピザだった
『?』
ウノ「やっぱ何も食べないわけにはいかないだろ」
『ありがと・・・』
うけとって食べたピザは今までで一番かもしれないぐらいおいしかった
『おいしい・・』
僕がそうつぶやくとロックは嬉しそうな笑顔で話しだした
ロック「だろ!?そのピザは石窯で焼いたピザなんだぜ!」
『い・・石窯・・?』
僕が聞いたことのない言葉にキョヨンとしているとロックはさらに語りだした
ロック「そう、石窯ってのはな・・・ジューゴ「ピザが冷めるぞ」
・・がジューゴによってさえぎられた
ロック「そうだな、今は食べてくれ、また今度おしえてやるよ」
『あ・・ありがと』
そう言いながら僕はまたピザを食べだした
本当においしいな・・
本当にありがとう・・・
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作者名:アール(R) | 作成日時:2015年6月21日 20時