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第1話 かかわりたくない ページ2

『最強を誇る刑務所・・・南波刑務所・・・』

僕は目の前の大きな建物を見ながらつぶやいた


ここでも、きっと今まで通り・・・誰ともかかわらずに過ごしていこう・・・


そう思いながら、囚人の僕は刑務官に連れられ刑務所のなかへとはいっていった






ここから先は、僕がはいる舎の主任が案内してくれるそうだ



僕はたしか・・13舎だったはず


そんなことを考えていると、一人の刑務官が来た


?「お前が168番だな、ついて来い」


あぁ、この人が主任か・・・


怖そうだな・・


でも、かかわらなければいいんだ


囚人はだまって檻の中にいればいいんだ


そうすれば看守なんてかまいもしない・・









僕は、無言で看守の後についていく


この看守は双六 一というらしい


どうせもうかかわることはない僕にとってはどうでもいいことだが・・・



ハジメ「ついたぞ、ここだ」


そういってハジメは足をとめた


『ん』

僕は扉を開けようとした・・・そのとき・・



?「おい、今日ここに新人くるらしいぜ」


?「えっ!そうなの」


?「あ、それ俺も聞いた」


?「女?」


?「しらねーよ」



な・・なんで、なかから人の声がきこえるんだよ・・・?



『は・・ハジメ・・・・』


ハジメ「あぁ?」



『部屋・・まちがってんじゃないのか・・?』



ハジメ「まちがってねーよ」


『だって中に人いるし・・・独房じゃ・・ないのか?』


ハジメ「あぁ」




う・・・うそだ・・・


僕は人とふれあいたくないのに・・・




自然と僕の足は逃げ出すように、走り出していた



ハジメ「おい!!!168番!」


後ろからハジメの叫ぶ声がきこえる


でも、そんな声、僕には届かない・・・





嫌だ・・・嫌だ・・・

一人がいい・・・よ・・・・

第2話 168番逃走→←夢主せってー



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作者名:アール(R) | 作成日時:2015年6月21日 20時

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