ミレ、やっちまったなぁの話。 (ページ5)

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作戦実行。ページ5

～昼休み～
ほ「ねぇももな。」
も「なに～？」
ほ「今から外で鬼ごっこするけど来る？」
も「いくー」
ももなは外で遊ぶのが好きな子だったのですぐについてきた。
く「誰鬼になる？」
ま「じゃあ私がやる！」
これも作戦。
鬼がももなを追い、隠す人がももなが逃げてるうちに隠す。
ま「じゃあ30秒たったら追いかけるね～」
みんなが逃げるために散らばった。
隠すのは私とくみ。
ミ「じゃあ、やろうか。」
く「うん。」
私とくみは下駄箱へ向かった。
隠す場所はもう決めていた。
トイレの掃除道具入れの上。
ももなは身長が低く、高いところは手が届かなかった。
私とくみは無事に隠し終えた。
ミ「トイレにあるなんて、絶対に思わないよね」
く「うんうん。ももな、どんな反応するんだろ」
私とくみは鬼ごっこに戻った。
昼休みが終わり、私とくみとまなみはほなみとももなより少し先に教室に戻った。
ま「隠した？」
く「もちろん。」
ミ「成功した！」
ま「楽しみだね。」
そんな会話をしていると、ももなとほなみが一緒に教室に戻ってきた。
く「あ、きたね…ってえっ⁉」
なんと、驚くことにほなみの隣を歩くももなは平然な顔で上履きを履いていたのだ。
ま「なんで、上履き履いてるの…？」
ミ「考えればわかる。あいつしかいないでしょ。」
私の目線の先にはほなみが写っていた。
く「最悪…」
ま「ほなみが裏切ったの…？」
ミ「多分ね。」
私は今にでもほなみを殴り倒したくなった。