笑顔

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侑李side





昨日は誰も涼介の所へ行けなかった 。




今はみんなでマネージャーさんが運転する車の中 。




なんだか 、変な胸騒ぎがする 。




冷や汗もかいてきた 。




慧「知念 、」




「伊野ちゃん ... 」




慧「俺もだよ 。」




伊野ちゃんは僕の心を見透かしたかのように
そう言った 。




「伊野ちゃんもか 。」




慧「うん 。」




「なんか 、ね 。」




慧「嫌な予感がするよね 。」




「こーいうのは当たらないでくれたら
いいんだけどね 。」




慧「大丈夫だよ 、そう言い聞かせなきゃね 。」




「うん 。」




.




ﾏﾈ「着きましたよ 。」




その言葉を聞いて 、みんなが車から降りて行く 。




宏「よし 、涼介のところ行くか 。」




それぞれ話しながら廊下を歩く 。




大「山田んところみんなで来るの久々だよな〜」




光「昨日は誰も来れなかったしな 、」




裕「やまに早く会いたい〜！！」




雄「それはみんな同じだよ笑」




いつものように 山田涼介様 と書かれた
病室の前に来る 。




ｺﾝｺﾝｺﾝ




宏「入るぞ〜」




ドアを開けて最初に目に入った涼介の顔は
無理をしていた 。




伊野ちゃんと目を見合わせる 。




ほら 、




僕の嫌な予感は当たる 。

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