２４ ページ24
それからどれくらいしたのだろうか 。
目が覚めた 。
手に温もりを感じ 、視線を移すと
大ちゃんが手を繋いでくれていた 。
そしてベッドに突っ伏して寝ていた 。
光くんはイスに座り 、腕を組んで眠っている 。
せっかくのオフだったのに 、ごめんね 。
ﾎﾟﾀｯﾎﾟﾀ
白い布団に落ちた赤い水滴 。
それは紛れもなく俺から出たものだった 。
鼻血 ... ？
気づいた時にはもう遅くて布団には
赤いシミが増えていく 。
光くんのそばにあるティッシュ 。
どうしよう 、
光くんも疲れている 。
起こしたくない 。
だからといって 、強く握られている
大ちゃんの手を振りほどきたくない 。
焦っていると
光「山田！？鼻血？
大丈夫か 、ほらティッシュ 。」
「ありがと 、光くん ... 」
けど鼻血は収まることを知らない 。
こんなに止まらないのは人生で
初めてかもしれない 。
光「おい 、大ちゃ … 」
「光くん 、寝かせといてあげて 。」
光「 ... わかった 。」
「先生 、呼ばなきゃ 。」
光「そうだな 、ナースコールで呼べばいいの？」
「多分 。」
光「じゃあ 、押すな 。」
光くんがナースコールで先生を呼んでくれた 。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
医「鼻血ですか 、大丈夫ですよ 。
これも副作用の一種なんです 。」
「そうなんですね 。」
看「お布団変えますね 。」
「すみません 、ありがとうございます 。」
医「無理はしないでくださいね 、」
「はい 。」
そして先生と看護師さんは出ていった 。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 150人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ｱ ﾔ ﾉ ﾉ(プロフ) - JUMPLOVEさん» もうそう言っていただけてすっごく嬉しいです！嬉しいと言われたら私も嬉しいです笑ありがとうございます！ (2019年4月8日 0時) (
レス) id: 9fc98fec9f (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - ｱ ﾔ ﾉ ﾉさん» 涼介くん〜！！！！って叫びたくなるくらいリアルですごいです！！楽しみにしてた弱り方で嬉しい！！← (2019年4月7日 0時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
ｱ ﾔ ﾉ ﾉ(プロフ) - JUMPLOVEさん» コメントありがとうございます！！ いよいよ抗がん剤治療が始まります... 続き楽しみにしといてください笑 (2019年3月18日 0時) (レス) id: 9fc98fec9f (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - ｱ ﾔ ﾉ ﾉさん» おぉ、抗がん剤治療始まるのか、、涼介さんよ、、、、((急に変な喋り方の私))どう弱ってくれるのでしょうか、、、← (2019年3月18日 0時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
ｱ ﾔ ﾉ ﾉ(プロフ) - JUMPLOVEさん» コメントありがとうございます！！ そういった言葉が励みになります 、更新頑張ります！ (2019年3月4日 23時) (レス) id: 9fc98fec9f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｱ ﾔ ﾉ ﾉ | 作成日時：2019年3月2日 20時
