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〈家〉
「あ〜、疲れた……」
私は今日の課題をしようと、机に向かった
「あ、そういえば、あのビー玉…」
私がビー玉の入っている引き出しをあけ、ハンカチをめくる
でも……
「あれ…ない!嘘…なんで……?
どうしよ……もう戻れないのかな…」
そんなの……やだ…
まあ、とりあえず、課題しよ…
それから、課題を直ぐに終わらせ、部屋の隅々まで探した
でも……
「ない……」
そりゃ、だよね…引き出しからてるわけじゃないよね……
私は、今日は寝ようと、お風呂に入り、意識を手放した……
次の日
プルルルルル プルルルルル
と、スマホが震えた
そこには
涼介の文字
「もしもし?」
゛あ、もしもし?゛
「どうしたの?」
゛今日さ、大学休みだって゛
「そうなんだ、ありがとね」
゛うん…ゲホッ…ゲホッ゛
「え、涼介大丈夫?」
゛うん、だい、じょぶ……ゲホッ…ケホッ…ケホッ゛
「ダメたよ……今から行くね、家」
゛いや、でも……゛
「いいの、少しは甘えて?」
そういうと
゛ありがと゛
涼介は、電話の向こうで少し笑ったような気がした
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私はスーパーで、おかゆなどを買って、涼介の家に行った
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作者名:私が恋をした相手は、9人の王子様 | 作成日時:2019年6月22日 16時