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次に私が目覚めたのは、自分の家。
｢あれ…誰かが運んでくれたのかな……｣
そして、当たりを見回してみると、少し違和感…
｢机が……動かされてる…？｣
それに、来ていたはずの服は、いつの間にか寝巻きに変わっている
｢？？そういえば、これ、4ヶ月前くらいに捨てた気がするんだけど……｣
私はとりあえず起きて、ふとカレンダーを見た
そこに書いてあったのは『2018』の文字
｢去年……？｣
この状況が分かるまでは、かなり時間がかかった
どうゆうことなんだろ……でも
｢涼介が生きてる！病気にも、なってないはず｣
そう、涼介は病気で、20歳と言う若さで、ガンにかかってしまった
今日は日曜日、特に何もない、よね
それから私は涼介の家に行った
ピンポーン
涼介)は〜い
と言う、大好きな声が聞こえて、思わず涙が溢れそうになる
ガチャッ
涼介)A！どーしたの……？おっ
私は思わず抱きしめてしまった
私の、大好きな匂い……安心するな…
涼介)どーしたの？甘えんぼさんだねふふ、入っていいよ、どーぞ
｢あ、ありがと｣
なんか緊張するな〜……(笑)
それから、少し話をして、今日は帰った
そして、帰っている途中
｢涼介、いたよ…生きてる！ほんとにタイムスリップしたみたい！夢じゃ、ないよね？｣
私は自分のほっぺをつねってみる
｢ちゃんと痛い……｣
すると……
？？)何独り言言ってんの？
私が後ろをむくと、転校したはずの私の幼馴染、侑李
｢侑李！？｣
侑李)なんでそんなにビックリするの？なんか僕がいなかったみたいじゃん
侑李は、分かりやすくしょんぼりした
ふふ、やっぱ可愛い
侑李)何ニヤニヤしてんの？気持ち悪い
やっぱり毒舌なのは変わんなくて……それも嬉しいんだけどね
｢なんでもないよ〜｣
侑李)そ、ならいいけど
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作者名：私が恋をした相手は、9人の王子様 | 作成日時：2019年6月22日 16時
