検索窓
今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:8,286 hit

10 ページ12

゛だ、誰……? ゛
??゛山田涼介を助けたいか? ゛
゛え? ゛

その人は私の言うことなんて無視して、自分の話をした

??゛山田涼介を、助けたいか? ゛
゛そりゃ、助けたいですよ! ゛

??゛本気のようだな ゛
??゛でも、無理だ、今回は ゛
゛……え?なん、で? ゛

最後は声が聞こえなくて、目が覚めると、自分の部屋で寝ていた……

「なんだったの……どういう事よ…無理、って」

その人の言っていることが正しいとわかったのは、10分後の事……

プルルルルル プルルルルル プルルルルル

震える携帯画面には『○○病院』の文字

「涼介!はい、もしもし」

嬉しい気持ちは電話の一言で悲しみへと変わった

受付゛山田涼介さんの状態が急変しました……今すぐ病院へ来てください ゛

「うそ……でしょ」

私は、病院に急いでいった

〈305号室〉

ガラガラッ

ベットに横たわっていた涼介の顔には、白い布がかかっていた

「りょう、すけ?嘘、だよね?こんなに、こんなにすぐ、に?酷いよ…酷いよ!置いていくなんて……」

どうして?まだ何ヶ月も早いはず……

あの人が言っていたのはホントのことなの?

それから、涼介のお葬式が行われた

「何回行けばいいのよ……お葬式…」

私は、少しの期待を胸に、社似良珠神社へと足を進めた

11→←9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
37人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:私が恋をした相手は、9人の王子様 | 作成日時:2019年6月22日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。