相変わらず優しい空に手を伸ばしたら、、、、 (ページ4)

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3話ページ4

貴「キルア、、、私が虐待受けてたのも知ってたの?」

帰り道唐突に聞いてみた。
驚いた顔をしたが答えてくれた。

キ「一通り、、、な。」

え？どういう事なんだろう、、、？
何でか気まずい雰囲気になった。

ただいまー

貴「夜ご飯作ろうか?」

キ「ああ！食べてみたかったんだよな！」

25分後

貴「簡単な物しか作れないんだけど、、」

今日は、ハンバーグを作った。お口に合うかな?
ドキドキしながら食べ始めると、「うめー!最高だな！」と
元気良く声が聞こえた。

貴「そう言えば、言ってたよね。今日家に寝てた理由教えてくれるって、、」

キルアが真剣な顔をして話してくれた。

キ「俺は、アルカと旅をしてたんだ。たまたま立ち寄った村に神と名乗る男がいて、選択を迫って来たんだ。」

貴「質問って？」

キ「1番目は、アルカの命を守ってもらう代わりAの世界に行ってAを幸せにするか、2番目は、アルカの命を守らない代わりAを見捨てる。」

貴「キルアは、１番を選んだの？」

こくっ
キルアは、うなずいた。

キ「最初、訳が分からなくてめっちゃ悩んだし、信じられなかった。悩んでいるとき、男が映像を見せてきたんだ！Aが生活している映像だった、、、
どおしても見捨てられなくて、１番を選んだんだ。芝生で寝てたAをベットに運んでなんとなく一緒に寝て、今日の朝。」

貴「へえ、、、、大変だったんだ、、、ね。来てくれたから、、、、一日経ってないのにもう幸せ、、、、！アルカちゃんとも再開できたらいいね！」

私は、今までで１番の笑顔を見せた。キルアも一緒に笑った。

キ「あー美味しかった!ごちそうさま！」

私は、親の事も聞こうと思ったが、思い出したくなくなったから、また今度聞こうかな。

キ「今夜も一緒に寝るか？2828」

貴「一緒に寝たいのお？」

キルアの白い肌が真っ赤になっていった。可愛いなーと癒やされながら、ベットにつれていこうとしたら、チョップが降ってきた。

貴「可愛いなーキルアちゃんはー！」

つんつんと頬を突くと、またチョップ！

キルアは、キルアでA可愛いなーと思っていたのだった。