嫉妬してや！-Hirano Sho-

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望「腹減ったわ〜」


四限目が終わりやっとお昼ご飯の時間。


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昨日までは紫耀と私で席が隣やったから二人で食べてたけど

今は望と私が隣やからそこに紫耀を混ぜて3人で食べることに。



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……これも望のゆう作戦らしいねんけどほんまにいけてんのかな。



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望「Aてさ、
いつもそのいちごミルク飲んでるよな」


『んあ、？』



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突然聞いてきたから吃驚した(笑)




いちごミルク好きやねんもん、良いやんか。



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そしたら

「そんな美味いもんなん？」



と、私の手から横取りして


飲みだす望。




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『あ、ちょっと ‼︎』



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……間接キスやんか。



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望をムッと睨み付けると
私の耳元で

「これは紫耀も妬くやろ？」

て云うから



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そりゃ流石に

彼女が他の男子と間接キスは

嫌やろ…思って

紫耀を見てみると


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メロンパンをただ必死にかじりついて、

私たちに全く興味が無い紫耀。


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きっと視界にもはいってへん…？


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紫耀の阿保………


ちょっとは嫌な素振りしてくれてもええやんか……

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