嫉妬してや！-Hirano Sho-

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そして次の時間。


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担任の先生が入ってきたかと思えば


「席替えするぞー」


と一言。



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嫌やな…

今の席、紫耀と隣やし
後ろの方やからケータイいじってもバレへんくて

気に入ってるのに。



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紫耀「Aと離れるの嫌や…」


『大丈夫、まだわからんから ‼︎泣』


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先生「お前らバカップルか」



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先生「…と、

はい、これからこの席でしばらくやっていきましょう。」


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なんで…


なんでなん…


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『なぁ先生 ‼︎
なんで私、席此処なん⁈
一番前やし、隣が望⁈

一番前は我慢するわ、でもさ、
望の隣やで⁈いややぁ〜‼︎』



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そう。

望の隣になってしまった(泣)



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絶対テンションめんどくさい…
嫌やー


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望「は、ちょ
俺一番前以下かよ ‼︎」


『当たり前やろ？
まず望みたいなでかいのん前来たら後ろの子見えへんのんちゃう？
先生席変えよー？』


先生「決まったもんは仕方ない‼︎
はい、号令。」



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委員長が礼と言って
先生は風のように去ってしまった…



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望「なにふてくされとんねん(笑)

ぶっさいくな顔してますよー？」



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私が拗ねてたら

私のほっぺをつまんだり伸ばしたりしていじってくる望。



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…ほらうざい。


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『さわんにゃ』


望「えええなんてえええ？
今、噛んだやろ？(笑)お？
かわええーかわええー」



……もう、鬱陶しい‼︎




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紫耀「…………」



この時紫耀が端の席で

悲しそうに見てたなんて


私は知らなかった。
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掛け持ちで書いてる

永瀬mainの小説がありまして。


同時進行でやってるのでよかったらみてください♪





私が永瀬にﾄｷﾒｸ瞬間。

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/050904133/

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