嫉妬してや！-Hirano Sho-

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『あ、教科書教室に忘れてもーた‼︎』


望「阿保やん (笑)
忘れたら減点されんで、はよ取ってこい」




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移動教室の時に限って

教室に教科書忘れるとか最悪やあ…


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＿＿＿＿＿教室。



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『んー、教科書…

……………あ、紫耀。』


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最近、

全然みいひんなとおもってたら

やっぱりサボってたんか …




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教室でひとり、

紫耀が私の席に座って寝てた。


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……これじゃあ教科書取れそうにないな。

紫耀が起きるまで待つか。



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私は隣の望の席に座った。



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久々に紫耀の顔見たな…


寝てる姿がなんか可愛くって

触れたくて


髪に手を伸ばしたら





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紫耀「A、離れていかんといてや…」


と。




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『……紫耀 ?』








返事は無い…寝言？？




夢の中でも


私のこと考えてるん … ？



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あ…


私、1番大切なこと忘れてた。


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こんなに紫耀と言う彼氏が好きでいてくれてるのに嫉妬してくれへんだけで




不満に思って



わざと離れて




最低な事してた……



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それの所為で

紫耀と一緒にいれる時間めっちゃ

削られてるやん…


望にも協力なんか
させちゃったし…


なに考えてんねやろ。




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嫉妬作戦なんて止めや、もう。


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『私も離れたくないよ…』





紫耀がきいてるわけでもないのに
呟いて、

教室を出た。






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掛け持ちでしてた小説が


第2弾までやってきました！！！



永瀬くんmainです！




私が永瀬にﾄｷﾒｸ瞬間

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/050904135/

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