Story 9 ページ10
KYside
二時間待つのも暇だから、俺は時間つぶしにヌナのドラマを見ることにした。
宿舎内で見ても別にいいんだけど、毎回見てると変な誤解をされるからあんまり見ない。
トゥギヒョンとイェソニヒョンは、ほとんど見てる。
わざわざ録画までして。
ヒョン達が見てるからというわけではないと思うけど、視聴率が毎回高い。
そんな50とかはいかないけど、30や40辺りをうろついてるらしい。
「綺麗だなぁ」
我ながら、自分のヌナは本当に綺麗だと思う。
俺の中での女優一位は、はっきり言ってヌナだ。ヌナ以外は認めない。
表向きはよくても、裏が荒れていれば俺はどんなに綺麗な女優でもすごいとは思はない。
ヌナは表も裏もなくてまっすぐな人だから、俺はヌナがいちばん好き。
「むっ」
共演者の男とヌナが見つめ合うシーン。
絶対やらしいこと考えてるだろこいつ。ヌナをそんな目で見るんじゃない。
ギュガスレイブをお見舞いするぞ。←
「！」
その男とヌナは今、画面の中でキスをしてる。
もちろん、本当にしているわけじゃない…と思うけど。
もし本当にしてたら許さん。
ヌナの本気のチューする相手は、結婚する相手なんだぞ！
昔教えてくれたんだぞ！
「それ、面白い？」
ヌナが俺のダボダボの上着を着て、いつの間にかいた。
ちょっとびっくりした。
「ギュは男が気に入らない」
「ふふ、私もその俳優は苦手よ」
ヌナは好き嫌いがはっきりしてるから、わざとらしいことは言わない。
「これ、ホントにチューしてたの？」
「するわけないでしょ、口の下にキスしたのよ」
「良かった」
俺はヌナに抱きついた。
「重たい…」
「早く行こうよヌナ、俺お腹空いた」
「お代はギュヒョナ持ちね？」
「ヌナの分だけね」
イェジュンヒョンに別れを告げて、俺はタクシーを拾った。
車はトラウマだけど、ヌナがいてくれるから俺はそのときばかりは平気になれる。
アラヌナも大事だけど俺はヌナがいちばん。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーパーソン
キム・ジョンウン
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まゆまゆ(プロフ) - サセン、恐いですよね。大切に思う気持ちは同じなのにエスカレートしすぎてその行動が大切な人を傷つけることに気づかないなんて。歪んで見えるけど彼らにはそれが愛の形なんですね。とはいえサセンに傷つけられる人が減りますように… (2017年4月11日 2時) (
レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
ヒニム(プロフ) - 評価お願いします。コメントもお待ちしてま〜す。 (2017年4月10日 0時) (レス) id: 1a0dbee0cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒニム | 作成日時：2017年4月1日 23時
