Story 45 ページ47
LTside
「ヌナ!!」
キュヒョナが一目散に走ってきた。
A…
「しっかりしろ、おい!」
ヒチョルが大きな声で呼んだ。意識はあるみたいだった。
果物ナイフかな…そこまで刃はなさそうだけど…
「逃げるな!!」
弟たちがAを刺したサセンを捕まえた。
女…ヒチョルのサセンだ!
「離して!なんでその女といるのよ!私がこんなにもおっぱを愛しているのに!!」
サセンは若い子が多いと聞いたけど、ホントに年下みたいだ。
「アンタが悪いのよ!おっぱにべたべたくっついてるから!」
「ヌナを悪く言うな!!」
キュヒョナが大声をあげた。
それに、さすがのサセンも怯んだ。
「ヌナとヒョンは友達なのに、どうして一緒にいたらダメなんですか!」
あんまりキュヒョナは怒らない性格なのに…
でも仕方ないよね。家族が傷つけられたら、俺だって許せないし、許さない。
「ヌナを傷つけたあなたを、俺は一生恨みます」
「なんでッ…」
「誰であろうと、俺の大切な家族を傷つけるのは許しません」
どんどんAの服が赤く染まってきている。
今日の服は白いから、尚更だ。
「リョウガ、警察呼んで」
「もう呼んでおいたよ」
ひらひらとスマホを見せた。
手が早いなぁ。ホント。
「悪い…俺のサセンがお前のこと…」
「人のこと、言えないわ…私の方こそ…ごめんなさい…私のサセンが…」
「マジでごめん…」
少しあとに救急車が到着した。
ニュース番組では速報として、このことを大々的に報道した。
サセンが減ってくれますように…
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーパーソン
キム・ジョンウン
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まゆまゆ(プロフ) - サセン、恐いですよね。大切に思う気持ちは同じなのにエスカレートしすぎてその行動が大切な人を傷つけることに気づかないなんて。歪んで見えるけど彼らにはそれが愛の形なんですね。とはいえサセンに傷つけられる人が減りますように… (2017年4月11日 2時) (
レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
ヒニム(プロフ) - 評価お願いします。コメントもお待ちしてま〜す。 (2017年4月10日 0時) (レス) id: 1a0dbee0cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒニム | 作成日時：2017年4月1日 23時
