Story 38 ページ40
SMside
「ヌナ…」
ヌナの私生活が侵されてるなんて…
僕だってヌナが大好きで尊敬してて、あこがれもしてるけど
そんなことをしようなんて、これっぽっちも思わない。
「正直に言うんだ、A」
「…この前、仕事終わったのが遅い日があって…いつも通り部屋に戻ったら…」
「戻ったらどうしたんだ」
「へ、部屋が…物色されてて…」
「なんで言わなかったんだ！俺に言ってくれればいくらでも対処したのに…」
「ごめんなさい…」
「…その怪我もサセンの仕業か？」
ぶつけたと言っていた腕。
青いあざが出来ている。
「どうなんだ？サセンなのか？」
ヌナはこくりと頷いた。
ヒョンは怒るにも怒れなかった。
ヌナが泣きそうな顔をしていたから。
「大声あげて悪かったな、A…でもサセンに何かされたんだったらちゃんと教えてくれ」
「イェジュン…」
「今湿布持ってくるから、袖で隠しておけよ」
「ん」
「それから、しばらくは外出を控えること…いいな？」
ヌナがまた頷くと、ヒョンは笑った。
「お前は俺が守る」
あーかっこいい！
今のすっごくかっこよかった！
ヒョンイケメン！
「俺たちもしばらく控えることにするよ、Aと外で会うの」
「気を遣わせてしまってごめんなさい…」
「気にするな、ヌナにも言われてるしさ」
「イニョンオンニ？」
「ああ、困ってるときは助けてあげろって」
「オンニ…」
「じゃあ俺も、ヌナのお家行くの…やめた方がいいですか？」
キュヒョナが寂しそうに言った。
まぁ、結構ヌナのお家泊まってるもんね。
「そうだな、あんまり行かない方がいい」
「はい…」
「見たところ、このサセンは俺たちを目の仇にしてるみたいだしな」
ヒョンは冷たい表情で、カードをテーブルに投げ捨てた。
ヌナ、僕に出来ることってあるかな…？
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーパーソン
キム・ジョンウン
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆまゆ(プロフ) - サセン、恐いですよね。大切に思う気持ちは同じなのにエスカレートしすぎてその行動が大切な人を傷つけることに気づかないなんて。歪んで見えるけど彼らにはそれが愛の形なんですね。とはいえサセンに傷つけられる人が減りますように… (2017年4月11日 2時) (
レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
ヒニム(プロフ) - 評価お願いします。コメントもお待ちしてま〜す。 (2017年4月10日 0時) (レス) id: 1a0dbee0cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヒニム | 作成日時：2017年4月1日 23時
