Story 37 ページ39
LTside
なぜか、俺はAの手を止めた。
よく分かんないけど、直感的にただの花束じゃないって思った。
サセンが送ってきたんじゃないかって。
「ジョンス？」
「静かに」
「？」
結構な数の花。
その花に紛れて、封筒とカメラが入ってた。
サセンだ。間違いない。
「ッ！」
「なんだよこれ…」
録音機能もついてる小さなカメラ。
Aも、サセンがいたのか…
いないとは思ってなかったけど、こんなに大胆なのもいるんだな。
「キュヒョナ、イェジュンを呼んでおいで」
「あ、はい」
「これ開けてみようぜ、ジョンス」
「うん」
ヒチョルは一緒に入っていた封筒を開けた。
中には、何枚かの写真が同封されていた。
「おい…これプライベートじゃねえかよ」
「俺たちの写真まで…」
Aと一緒に飲みに行っている写真。
俺たちの顔には赤いマジックで大きく×がつけられていた。
「A、大丈夫か?!」
イェジュンが息の上がった状態で戻ってきた。
「なんにもないか?怪我とかしてないよな?」
「ええ…」
「よかった…」
心底安心してるみたい。
デビューしてからずっと一緒だもんね、二人。
「ひょ、ヒョン!これ…ッ」
イェソナが俺にカードを手渡してきた。
そこには赤い字で書かれたメッセージ。
＜SuperJuniorは離れろ 俺の女に手を出すな＞
でかでかと書かれていた。
別にお前の女じゃないだろ、Aは。
「ふざけんなよ、サセンのくせに…」
「ヌナ、しばらくは外出を控えた方がいいんじゃない?」
「そうだよ!」
弟たちは震えるAをギュッと抱きしめた。
つぶれそう…
「ヌナ…隠し事は良くないよ、もう話したら?俺の目は誤魔化せないよ」
「隠し事…?お前、前にもサセンになにかされたのか?!」
イェジュンはまた血相を変えて、Aの肩を掴んだ。
ヒチョルも頭にきてるみたいだった。
俺たちもサセンには気をつけないと…
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーパーソン
キム・ジョンウン
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まゆまゆ(プロフ) - サセン、恐いですよね。大切に思う気持ちは同じなのにエスカレートしすぎてその行動が大切な人を傷つけることに気づかないなんて。歪んで見えるけど彼らにはそれが愛の形なんですね。とはいえサセンに傷つけられる人が減りますように… (2017年4月11日 2時) (
レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
ヒニム(プロフ) - 評価お願いします。コメントもお待ちしてま〜す。 (2017年4月10日 0時) (レス) id: 1a0dbee0cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒニム | 作成日時：2017年4月1日 23時
