Story 22 ページ23
KYside
「ヌナヌナ〜」
「変な歌ね」
「そんなことないも〜ん」
俺は、ヌナと姉弟だということをぶちまけたからか、
ちょくちょくヌナの家に泊まりに行くようになった。
ヒョン達の反応が変わるかなって思ったら、割と普通だった。ソンミニヒョンを除いて。
「ヌナ〜、またサイン強請られた〜」
「断っておいて」
「はーい」
ヌナは幅広い年齢層で人気だ。
俳優さんの中でもヌナを狙ってる人はちらほらいる。目に見えて分かるほど。
それが俺にとってはもの凄く気に入らない。
「ヌナはギュのペン？」
「そうよ？他に誰のペンになれっていうのよ」
「トゥギヒョンとか」
「ジョンス？ギュ以外はペンになろうとは思わないわ」
「んふふー」
ヌナの中で俺はいちばんらしい。
家族に応援してもらえるのは、素直に嬉しい。
「ギュヒョナは、私がいて嫌じゃない？」
「どうして？」
「だって、私が姉なせいで――」
思わずヌナを抱きしめた。
泣きそうな顔をしてたから…
「ギュは、ヌナのこと一回だって嫌と思ったことない」
嫌だなんて思ったことない。
俺が学生のとき、ヌナは忙しかったのに俺に会いに来てくれた。
すぐに仕事に戻っちゃったけど、すごく嬉しかったのを覚えてる。
「ヌナもギュのこと、嫌いじゃない？」
「うん、嫌いじゃない」
「よかった」
しばらくすると、ヌナはこくりこくりと、頭が上下しだした。
眠かったんだ、やっぱり。
でもこんなところで寝ると風邪引いちゃうよ。
「ヌナなのに…」
これからはちゃんと、ベッドで寝るんだよ、ヌナ。
今日は俺が運んであげたけど、もう運んであげないかもしれないよ？
まぁでも、ヌナに彼氏が出来るまでは俺の仕事ね。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーパーソン
キム・ジョンウン
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まゆまゆ(プロフ) - サセン、恐いですよね。大切に思う気持ちは同じなのにエスカレートしすぎてその行動が大切な人を傷つけることに気づかないなんて。歪んで見えるけど彼らにはそれが愛の形なんですね。とはいえサセンに傷つけられる人が減りますように… (2017年4月11日 2時) (
レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
ヒニム(プロフ) - 評価お願いします。コメントもお待ちしてま〜す。 (2017年4月10日 0時) (レス) id: 1a0dbee0cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒニム | 作成日時：2017年4月1日 23時
