Story 21 ページ22
Yourside
朝から晩まで撮影尽くし。
最後にもらったオフ…いつだったかしら。
忘れてしまうくらい、最近は仕事に追われている。
いつも家に帰るのは日付が変わったころ。
それでも明日も頑張ろうと思えるのは、可愛い妹と弟がいるから。
可愛い二人のためなら、私はどんなに酷な仕事でもやってのける。
「あ、おかえりー」
「…なんで？」
「えーだってヌナ、こないだ倒れそうだったもん、ギュは心配だからまた泊まりに来たのー」
「でも…」
「明日は早く起きなくてもいいの、仕事がいつもより遅く始まるから」
可愛い弟が、ワイン片手に私の部屋の前で待ってた。
「ヌナ？どうしたの？」
その大きな目に私が映っている。
きっとジョンスたちも、この目には敵わないでしょうね。
「へっくち！」
「寒かったわよね、今鍵開けるわ」
「うん」
ギュヒョナの鼻と頬は赤くなってた。
それだけ待ってくれてたのね、この子。
珍しくマスクもサングラスもしてない。
「これから来るときはちゃんと言いなさいね？」
「はーい」
「あと、これ」
「ソンムル？まだだよヌナ〜」
「合鍵よ、仕事が押してるときにギュヒョナ来ても、開いてなかったら困るでしょ？」
「くれるの？」
「ええ」
ギュッとその大きな手で握りしめた。
そんなに嬉しかったの？
「今日はヌナでも飲めるようなワイン持って来たから、早く飲もう？」
「分かったから」
私、明日も朝から仕事なんだけどなぁ…
まぁいいか。この子がそうしたいって言うんだから。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーパーソン
キム・ジョンウン
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まゆまゆ(プロフ) - サセン、恐いですよね。大切に思う気持ちは同じなのにエスカレートしすぎてその行動が大切な人を傷つけることに気づかないなんて。歪んで見えるけど彼らにはそれが愛の形なんですね。とはいえサセンに傷つけられる人が減りますように… (2017年4月11日 2時) (
レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
ヒニム(プロフ) - 評価お願いします。コメントもお待ちしてま〜す。 (2017年4月10日 0時) (レス) id: 1a0dbee0cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒニム | 作成日時：2017年4月1日 23時
