story 21 おはよ ページ27
グツグツやコトコトと音をたてている部屋からいいにおいがしてくる。
キィッとドアを開けると、キッチンに立っている有希子さん、コーヒーを飲んで新聞を読んでいる優作さんがいた。
あれ、新一はまだ起きてないのかな?
あ「お、おはようございます!」
有「あら、Aちゃん。おはよう!よく眠れた?」
優「おはよう、A君。その服は有希子のかい?よく似合っているよ。」
私の声にいち早く反応したのは有希子さん。
そして、私の服が変わってることに気づいた優作さんが挨拶を返してくれた。
有「まぁ、本当!思ったとおり、Aちゃんよく似合ってるし、かわいいわ〜〜」
あ「あ、ありがとうございます。あんまり自信がなかったんですけど良かったです。」
あ「あの、新一はまだ起きてないんですか?」
有「いいえ、もう起きてると思うわよ?そろそろおりてくるんじゃないかしら‥‥」
すると、階段の方からトントントンと音がして、あ、噂をすれば、と有希子さんが呟いた。
私が開いたドアが再び開き、首に手をあてながらまだ寝足りなさそうな顔をした新一が入ってきた。
あ「おはよー、新一。まだ眠そうだね。」
新「おー、A、おは‥‥‥よ‥‥」
顔を上げて、こっちを向いた新一は何故か私を見て固まってしまった。
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天音 - 晴空さんすごいですね。題名のセンス、細かい心情、ネタとツッコミの組み合わせ。すごく面白くて物語に引き込まれました。これからも頑張って下さい。 (2019年6月8日 23時) (レス) id: d5e2e87506 (このIDを非表示/違反報告)
晴空(プロフ) - ゆうかさん» ホントですか!?実は私も男口調になりがちです‥‥ (2019年1月22日 7時) (レス) id: 5fb64d8e41 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか - 面白いですね。実は私も男口調のことがあるので最初らへんは真似したりしていました。 (2019年1月21日 18時) (レス) id: dc0188d79f (このIDを非表示/違反報告)
晴空(プロフ) - 秋華さん» 落ちはあります!"誰と"はバレバレかもしれないですが、一応秘密です笑 (2018年11月8日 12時) (レス) id: 5fb64d8e41 (このIDを非表示/違反報告)
秋華(プロフ) - 夜遅くにすみません…!これはコナン落ちですかね?それとも落ちがないやつですかね? (2018年11月8日 2時) (レス) id: e6ab8a674e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴空 | 作成日時:2016年6月4日 17時