彼女への対応 (ページ5)

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放課後帰る準備をしているとまたビーグルが騒ぎ始めた

「まじベク天才すぎ」

「本当にうける」

「お前ら笑いすぎ！バカになるぞ笑」

まぁこの3人で騒いでるのも慣れたけど…

「ベク～今度遊びに行かない？ビーグルと私たち3人の6人で！」

同じクラスの女の子3人がビーグルの3人を誘い始めた。しかも可愛い3人組だからなんとも言えない…

いきなりのことで平然を装っていられない自分。

誘いに乗るのかな？

「楽しそうだけど俺行かない」

「なんでー」

「5人で行け！な？」

「ベク彼女いるんだよ」

「え！初耳なんだけど」

「だから俺ら2人と遊ぼ」

行くわけないと分かってたはずだけど思ってる以上にホッとしてる自分

「眠いから俺帰るわ」

「お前今日1人で帰るの？」

「なわけないじゃん。Aー！」

「ひゃっ！え、はい」

「帰ろ？」

名前呼ばれるなんて思ってなかったからつい出てしまった可愛くない声

それに対して目を細めて笑いながら帰ろうなんて…
可愛すぎるよ。ときめいちゃうよこんなの。

「ベッキョンくんいいの？」

「なにが？」

「さっき遊ぼうって誘われてたから」

「別に遊びたくないもん」

「でも…」

「なんの心配してんの？あの女達と遊ぶくらいならAと遊びたい」

「…////」

「ん？照れたの？わかりやす」

「ベッキョンくん…うざい」

「うざいとかそうゆう嘘いいからー」

この絡みうざいけどどこかでドキドキして喜んでるいる

うざいって思うのに。

「ベッキョンくん嫌い」

「俺ベッキョンくんじゃないもん」

「じゃあ誰？」

「ベク。はい呼んで？」

「……」

「彼氏なのにくん付け嫌だ」

「今度呼んであげる」

「今度って言って伸ばしてくんでしょ？わかるからそんなの」

家に着くまでこのやり取りがリピートされていました