彼女への対応 (ページ3)

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まったく話さないまま学校は終わった
さすがにこれはないでしょ！って思ったけど仕方ないのかな？ベッキョンくんは1人になる時ないし

玄関に向かっているとチャニョルくんとベッキョンくんが向かい側からこっちに向かってくる

なんだか視線を感じるけど気づかないふりをして通り過ぎようとした時、腕を掴まれた

「もう帰るの？」

「うん」

「一緒に帰らない？」

「うん」

ちょっと待っててって微笑まれて、ただ今彼待ち

いつもは話しかけられても普通だったけど彼女って立場になるとこんなにもドキッとしてしまうのか？
あ。腕掴まれたからびっくりしたのか…

「おまたせー行こっか」

「気をつけて帰れよ！A♡」

「チャニョルうっさい！あんなやつ無視無視」

帰るのはいいけど続く沈黙
とても気まずい…

「ベッキョンくんこんな喋らなかったっけ？」

「いや？話したいこと沢山あるけど緊張してる」

「緊張することあるんだね」

「俺も人間だからね？当たり前」

でも男の人と2人で帰ったりするの新鮮で楽しいなんて思っちゃう

「今日さ、ずっと話しかけたくて仕方なかった」

「え。そうだったんだ」

「でも、堂々と話しかけたら嫌かなとか考えてて」

「気にしなくていいのに」

「そ？じゃあたくさん話しかけよ」

「無視する」

嘘だから！って焦ってる顔もなかなか可愛い。
初めて見るかも。

黙って歩いてると携帯！って言われて差し出すと何やら色々といじり始めた

「俺の連絡先入れといた！トーク送っとくね」

「ありがとう」

結局家まで送ってくれて、私の家を通り過ぎて歩いて行ったベッキョンくん。
家遠いいのかな？

ピコン

そんなこと考えているとビョンと名前の人からトークが送られてきた

ビョンビョンベッキョンだよ

Aわかってるよ笑