彼女への対応 (ページ18)

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「あっという間に返って来ちゃったね」

「楽しいことはあっという間なんだよ」

2泊3日の旅行はすぐに終わり今はもう家の前(私の)

「また旅行しようね！」

「次は海外行くか笑」

「本当に？約束だからね？」

「信じろよー」

「ベク嘘つきだもん」

「はぁ？失礼なやつ」

いつまでもこうして話してたい

もう帰らなくちゃいけないんだ。

いやだ。

「そ、それじゃあね」

「もう帰るの？」

「だって家もう目の前だし」

「そ」

ベクは私から視線を逸らしてそう告げた

わたしだけか。まだ居たいって思うのは…

私はそのまま何も言わずに歩きだした。

寂しくなっても電話すればいいもんね！

「…ベク？」

うつむきながら腕を掴んで来たベク
名前を呼ぶと私を見つめてきて吸い込まれそう

「まだ一緒にいよう？てか居たい」

「え」

聞き返す私に照れながら頭をわしゃわしゃにするベク

可愛いの言葉の他は思いつかない

「だから。Aと一緒に居たいーって」

「寂しがりや」

「お？なら俺帰るわー」

「うそ。私もまだ一緒に居たい」

「最初から素直になれよバカ」

さりげなく繋いでくれる手がサラサラで心地よくて好き

そのあとは、夜ご飯を食べに行って、マシンガントークされて、2泊3日の旅行最終日は終わりました