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俺はあの時血を吐いていたらしくて学校から近い病院まで運ばれていたらしい
目を開けた時にはもう痛みなんてものはなかった
ベットから起きても周りには誰もいなかった
『(どうすればいいんだろ。誰か来てくれないかな)』
そう思った数秒後、
ガラガラガラ
「A？」
悟さんだった。サングラスで目は隠れているけど何か焦ったような顔をしていた
『おはよう？悟さん』
「っ、たく心配かけんなよ。……っ？！」
『どうしたの？』
「お前、今はなんともないんだな？」
『うん。いつも道理、今からでも動けるよ』
「医者は原因不明、と言っていたが。今視て分かった
A、お前天与呪縛だ」
『それって…前悟さんに教えて貰った……でも俺なんともないよ！呪力もたくさんある。』
「そのたくさんの呪力の代償だ、術式も強化されてる。どんな頻度かわかんねーけどまた倒れることになる」
ゾクッとした。俺はこれからこの人生ずっとあの痛みに向き合わないといけないと察したから
『悟さん…俺、耐えれるかな？』
「分からない。天与呪縛の苦しみはその術師本人にしか分からない」
『俺、強く成りたい。こんなんにやられないくらい心も身体も』
「Aはもうその年齢にそぐわないくらい強くなってるよ」
俺はこの日中に高専に帰った
初めて悟さんと手を繋いで歩いた
その数日後
硝子さんと悟さんの会話を盗み聞きしてしまった
俺は25歳になったら死んでしまうらしい
それに俺は何も思わなかった。怖くなかった
俺は問い質すこともせず、普段道理に歩いて部屋に戻った
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＿＿＿ - 初コメ失礼します 文章の書き方とかがとっても好みですぐに読んでしまいました。誤字報告で申し訳ないのですが、設定の術式で、反転呪式となっているのですが、正しくは"反転術式"だと思います。主様の意図で変更なさっていたらすみません (3月10日 11時) (
レス) @page1 id: b64360ae0d (このIDを非表示/違反報告)
海獣(プロフ) - 術式名の案で子虚烏有呪術(しきょうゆうじゅつしき)、簡単に言うと子虚→事実とは異なること、嘘。烏有→何も存在しないという意味。そんな事実とは異なり最後には存在しなくなるという男主くんの寿命と無理して嘘をついていたらなぁという想像で考えたものです。 (11月13日 21時) (レス) @page20 id: b62edcffd1 (このIDを非表示/違反報告)
海獣(プロフ) - こんばんは！作者様の作品楽しみに読ませていただいてます！更新も体調等に気をつけながら頑張ってください！因みに術式名を考えたんですけど、入り切らなかったので、次に乗せます！ (11月13日 21時) (レス) @page20 id: b62edcffd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霊時 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2023年11月8日 18時
