四年生の先輩【呪術廻戦】

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無理矢理高専で暮らすことになってまあまあ経った




6歳のガキを一人の部屋にするのはちょっとと、俺は悟さんの部屋で暮らすこととなった





あの時俺は呪霊に襲われていると同時に術式が発覚したらしい



そして後天的に呪力が増やされ、その勢いに耐えられなくて器が持たず暴走したらしい





今でもその呪力は支えるのがギリギリらしく、それをなんとかするために



週に二度悟さんに体術、呪力操作、その他もろもろを教えて貰ってる





そして今も





『かはっ……だっ…………っ』





「弱えー。まあ、前よりは良くなってるが、こんなんじゃ実力で蝿頭くらいしか倒せねーよ？」




『はぁ、はぁ、どうすれば？』





「いっぱいありすぎて困るんだけど、まずは怖がりすぎ」





「何が怖いんだよ。親を殺してしまったから俺も殺すかも？そんなん思ってもないよな。お前は自分に怖がってる」





「自分自身が自分を殺すって、いやもう結果が出せないところでお前は自分を殺してる」





『……結果？』





「お前、俺がいないときもずっと練習してたろ。たまに見てたんだよ




そのときはこんなんじゃなかった。もう三級くらいは倒せるんじゃないかくらいは良かった」





「A、その努力の結果が出せてない。その出せてないことが実力だ。







学校は勉強した過程よりテストの結果を見る。どんだけ練習で満点をとってもテストの点が30点ならばお前の実力は30点だ」







「勉強のための勉強をするんじゃない。テストのための勉強をするんだ」









「お前はまだ登れる、才能があるから。もったいないことすんなよ」










『……。もう一本、お願いします』





「ふ、また同じこと言わせんなよ？」

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