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「助けてやったんに"げ"はひどない?Aくん」
『あなたを知ってる方なら全員この反応をするかと』
『てか、何でこんなとこプラプラしてるんですか。直哉さんってひm
シュッ
バシッ
何するんですか』
「何や、本気で蹴り飛ばそ思ったんやけど止めれるやん。何でこんな雑魚に追い詰められてん?」
『はあ、着物でその動き出来るのが御三家の唯一の尊敬できるところですね』
「何でって聞いとるんやけど」
『雑魚だからですよ。悟でも邪魔と思うほど非術師は儚く脆い。俺は皆さんのように器用じゃないんで守ることしか出来ないんです』
「ふーん。で、Aくん等級上がった?」
『いや、まだ準一級ですね』
「え、一級にも上がってないん?君なら特級に成れるやろ。一級推薦したろうか?」
『え、めっちゃ嬉しいんですけど、今は道が知りたいです』
「?」
……
「ぶはっ!Aくん方向音痴なん?おもろいところあるやん。一緒に行ったるわ」
『……』
「何やその疑いの目は」
「人が親切に……。まあ、ええわ。こうしたら分かるやろ」
直哉はAのスマホを奪いとり、ナビ機能を付けた
『え、何ですかこの機能!!凄い分かりやすい!これなら一人でも行けます!』キラキラ
「君ほんとに高校生なん?」
『ありがとうございます!悟といる時は禅院家寄りますねー!(直哉さんってこんな優しかったっけ)』バイバイ
「え、あ。速……(俺こんなキャラやったっけ)」
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___ - 初コメ失礼します 文章の書き方とかがとっても好みですぐに読んでしまいました。誤字報告で申し訳ないのですが、設定の術式で、反転呪式となっているのですが、正しくは"反転術式"だと思います。主様の意図で変更なさっていたらすみません (3月10日 11時) (レス) @page1 id: b64360ae0d (このIDを非表示/違反報告)
海獣(プロフ) - 術式名の案で子虚烏有呪術(しきょうゆうじゅつしき)、簡単に言うと子虚→事実とは異なること、嘘。烏有→何も存在しないという意味。そんな事実とは異なり最後には存在しなくなるという男主くんの寿命と無理して嘘をついていたらなぁという想像で考えたものです。 (11月13日 21時) (レス) @page20 id: b62edcffd1 (このIDを非表示/違反報告)
海獣(プロフ) - こんばんは!作者様の作品楽しみに読ませていただいてます!更新も体調等に気をつけながら頑張ってください!因みに術式名を考えたんですけど、入り切らなかったので、次に乗せます! (11月13日 21時) (レス) @page20 id: b62edcffd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霊時 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2023年11月8日 18時