、 ページ32
「続いて、人的被害です。
2級術師3名、準一級術師1名、補助監督5名、忌庫番2名
高専に待機していた術師で五条さんや夜蛾学長と別行動だった人たちてすね
一ノ瀬くんの報告にあった通り、以前七海さんが遭遇した呪霊の仕業で間違いないかと」
「チッ」
「この件って学生や他の術師と共有した方がいいですか?」
「いや」
「上で留めておいてもらった方がいいだろう。呪阻師界隈に特級呪物流出の確信を与えたくない」
……うんぬんかんぬん
「とりあえず今は学生の無事を喜びましょう」
「フム」
「だか交流会は言わずもがな中止ですね」
「ちょっと、そこは僕たちが決めることじゃないでしょ」
「「「「??」」」」
ー
「虎杖、お前強くなったんだな
あの時俺たちそれぞれの真実が正しいと言ったな
そのとおりだと思う。
逆に言えば俺たち二人とも間違ってる」
「答えがない問題もあんでしょ。考えすぎ、禿げるわよ」
「そうだ。答えなんかない、あとは自分が納得できるかどかかだ
我を通さず納得なんてできねえだろ。弱い呪術師は我を通せない
俺も強くなる、すぐに追い越すぞ」
「ハハ、相変わらずだな」
「私抜きで話進めてんじゃねーよ」
「それでこそ、ブラザーの友達だな」うんうん
「……」
シュバッ
「どこへ行く!ブラザー!!」
『ブラザー……?兄弟じゃないよね?』
「?!」
「Aさん!?……マジだと思うんですか?」
『いや。ま、それなりに交流できてるんだね。ずっと仲悪いのかと思ってた』
「良くはなってないんじゃない?」
「ああ」
『え』
357人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
___ - 初コメ失礼します 文章の書き方とかがとっても好みですぐに読んでしまいました。誤字報告で申し訳ないのですが、設定の術式で、反転呪式となっているのですが、正しくは"反転術式"だと思います。主様の意図で変更なさっていたらすみません (3月10日 11時) (レス) @page1 id: b64360ae0d (このIDを非表示/違反報告)
海獣(プロフ) - 術式名の案で子虚烏有呪術(しきょうゆうじゅつしき)、簡単に言うと子虚→事実とは異なること、嘘。烏有→何も存在しないという意味。そんな事実とは異なり最後には存在しなくなるという男主くんの寿命と無理して嘘をついていたらなぁという想像で考えたものです。 (11月13日 21時) (レス) @page20 id: b62edcffd1 (このIDを非表示/違反報告)
海獣(プロフ) - こんばんは!作者様の作品楽しみに読ませていただいてます!更新も体調等に気をつけながら頑張ってください!因みに術式名を考えたんですけど、入り切らなかったので、次に乗せます! (11月13日 21時) (レス) @page20 id: b62edcffd1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:霊時 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2023年11月8日 18時