四年生の先輩【呪術廻戦】

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「一ノ瀬！一ノ瀬！！」




『っ……う、がく…ちょぅ？』





「ああ、意識は有るな。足は治せるか？」




『はぃ。治しま…す』




「何があったかは後程きく。乗れ、硝子のとこまではこぶ」





『ありがとうございます』





余り力の入らない身体を無理やり動かしてAは夜蛾の背中に身を預けた





『学長…』




「何だ？」





『俺、弱いですか？』




「……。いや、十分強いだろ。悟ほど生意気になって欲しくはないがな」





『ふふ、安心してください。俺じゃ悟には成れない』





「…………。(コイツらは似てるんだか似てないんだか…)」


　











ー










『またすみません。硝子さん』




「謝るべき人間はこっちだろ」




家入は五条を指差した



『悟…』





『あ、あのk』

ベシッ




五条は無言でAを叩いた




「何が大丈夫だ。馬鹿」





『ごめんなさぃ』







「何があった？」





『前に七海さんの報告にあったツギハギの呪霊と戦った』



「！……」




『ヤツは多分宿儺の指を盗んでった』




『戦ってる時は余裕だったんだ。そいつの特性上俺じゃ祓えないから、領域も使って呪力を0にして祓える人、悟を待ってたんだ』






「……」




『そしたら、いつものこれが来て。領域も閉じちゃって、逃がした』





『ごめn』

「逃したことには怒らない。だけど、もっと自分のことを考えろ」



『はぃ。』

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