四年生の先輩【呪術廻戦】

、 ページ27

ズズン




「おぉ、派手にやってんなぁ。でもなぁ、呪霊はなぁ、死んだらなにも残らねぇからなぁ。なにも作れねぇ、よっなぁ」




カコーン



「これでいいんだっけ。あぁそうだアレだ






闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え」




ドプ




「おぉよしよし。楽しみだなぁハンガーラック」














ー








「ゲーム終了？しかも全部赤」




「妙だな。烏たちがなにも観ていない」





『(赤は東京都サイドだけど……)』





「GTGの生徒たちが祓ったって言いたいところだけど」






「未登録の呪力でも札は赤く燃える」





「外部の人間、侵入者ってことですか？」





「天元様の結界が機能してないってこと？」






「内部であろうと外部であろうと、不足の事態には変わりあるまい」





『(でも、何かおかしい…)』






「俺は天元様のところに。悟は学巌寺学長と学生の保護を。一ノ瀬も一緒に…」






『いえ、俺は高専内を散策します』





「何故」





『区画内で何者かが暴れているのは確かですが、






それが知能のある呪霊や呪阻師だとわざわざ高専に暴れるだけのために来るとは思えない





(この五条悟がいると知っているなら尚更リスクがでかすぎる)』





「分かった。」




「A、」



『大丈夫だよ、悟。俺はそう簡単に死なない』






「冥冥はここで区画内で学生の位置を特定。逐一悟たちに報告してるれ」





「委細承知。賞与期待してますよ」









「ほらおじいちゃん、散歩の時間ですよ。朝ごはんはさっき食べたでしょ」






「行きましょ」

、→←、

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す