四年生の先輩【呪術廻戦】

、 ページ22

ドンッ




ド ドッ




「ざっけんな！！」



「(なんでナナミンだけ閉じ込められた？このままじゃ…



このままじゃ！)」






バシュッ


「帳が上がった？」






『いまどういう状況？』



「一ノ瀬先輩？！」




『状況説明』





「いまこの中にナナミンが閉じ込められてる。そいつにナナミンの攻撃は効かないって…」





『分かった。悠仁の攻撃は効くのね。








今から俺がこの領域に穴を開ける。悠仁は直ぐに入って七海さんの救助。俺も後に入る








行くよ』







バリンッ







「！(しまっ＿)」





ドグンッ







「"言ったはずだぞ、






二度はないと"」





ビッ




ズバァ



『(悠仁が入った瞬間領域が閉じた…)』


「何が起こったんだ」



「(出血、限界、七海、生存



殺せる！！)」


ダンッ


Aも気づき走り出す





「逕庭拳」


ババババ


パァンッ


『(二重の打撃…いいね)……！』




ズルルル




「バイバーイ」



「まて！」





「楽しかったよ」



バゴッ



「チ

猪野くん、本丸が逃亡しました。ええ、私といた地点からしらみ潰しにお願いします」


「私たちも追いましょう」


ドサッ


「虎杖君！！」

『悠仁！』




『七海さん、悠仁をお願いします。俺はヤツを追います』



「はい。気をつけて」











ー





「はぁ、はぁ…ハハハ



(あれが両面宿儺……現時点では漏瑚より呪力の総量は劣るもののあの存在感


魂の格がちがう


…しかし参ったな、俺は今どうしようもなく虎杖悠仁を殺したい)」





『気持ち悪い笑みだな』



「！！」



『はあ、折角追いかけて来たけどよく考えれば、俺はお前を殺せないわ』



「は？」



『同情って意味じゃない。



七海さんの打撃は効かなくて、悠仁の打撃は効く。それは悠仁側に何かあるんだろ？


俺はただの呪力の籠った打撃しか与えられない



ま、肉体をただぐちゃぐちゃにすることは出来そうだけど。それは後にして、





なんか話すか？』




「君は誰だ？」



『知らない？一ノ瀬Aだよ』



「ああ、君が…」




『ふふ、俺の噂だけは多いのね』





「俺が全回復したら君を殺しにいくよ」





『お、俺が君を殺せないってきいて強きに出たね。じゃあ、君は俺を殺せるかな』




「いい実験体だよ」





『そっか。じゃあ、また』










グシャア

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