四年生の先輩【呪術廻戦】

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「人間だよ」








「いや、元人間って言った方がいいかな、映画館の三人と同じだな。呪術でからだの形を無理矢理変えられてる」







『……』






《それだけなら初めに気づけますよ。私達が戦った二人には呪霊のように呪力が籠っていた》







「そればっかりは犯人に術式のことを聞くしかないな」









「ただ、脳幹の当たりにイジられた形跡がある。恐らく意識障害、錯乱状態を作り出すためだろう」








「脳までイジれるのなら呪力を使えるように人間を改造することが可能かもしれん。脳と呪力の関係はブラックボックスだからな」










「そうだ、虎杖は聞いているか？」










《あ、うす》










「コイツらの死因はざっくりいうと体を改造させられたことによるショック死だ。










君が殺したんじゃない、その辺履き違えるなよ」











《はい…》








ﾋﾟｯ













『悠仁も居たんですね』







「彼は善人すぎる。その上呪術界にはいって日が短い、今回の任務は重荷だったかもな」







『この相手はまた特級かもしれない。七海さんがいるとはいえ、相当なやり手。俺も明日向かいます』








「勝手をして五条に殴られても知らないぞ」








『無傷で帰ってくるを約束します』

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