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プルルルプルルル
「(…A?珍しい…)もしもし」
五条はでても向こうはずっと無音のままだった
聞こえるとすればかすかな環境音
「(声がしない?Aたしか今日は任務か…!)」
「伊地知!車出して!!今すぐ!」
「あ、はい!直ちに」
「(多分、いや絶対Aはあの天与呪縛のせいでどっかで倒れてる…スマホにGPSいれといて良かった)」
「すぐここに向かって」
「は、はい!」
「(今すぐにでもトんで行きたいけど、あいつとトべないから。めんどくさい術式持ちやがって…)」
Aの術式は五条悟の術式や無限さえも解除されてしまう
「着きました」
「いた」
『スースー』
吐血でもしたのか、Aの口元や手にベットリと血がついていた
「ッ……。こうなるから、僕は君を準一級止まりにしてんだよ。(いま、周りにいる呪霊が一級以上だったら死んでたよ君)」
五条は軽々とAをお姫様抱っこした
「(軽すぎ……)」
コツコツ、コツコツ
「ご、五条さん?…!」
「すぐに硝子にみせる。早く高専に」
「はい!」
「(ホントに無茶しないでよA)」
「心臓に悪すぎる」ボソッ
ー
「大丈夫そうだ。今はただ眠っているだけ」
「そうか」
「前も言ったが、これは天与呪縛で備わってしまったものだ。私の力でどうこうできるものじゃない」
「やっぱり任務に行かせない方が…」
「いや、それはAのためじゃない」
「ああ、分かっている……分かるんだけど、」
「はぁ、もういい。五条、今日はそばにいてやれ
Aの家族はお前だけなんだから」
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___ - 初コメ失礼します 文章の書き方とかがとっても好みですぐに読んでしまいました。誤字報告で申し訳ないのですが、設定の術式で、反転呪式となっているのですが、正しくは"反転術式"だと思います。主様の意図で変更なさっていたらすみません (3月10日 11時) (レス) @page1 id: b64360ae0d (このIDを非表示/違反報告)
海獣(プロフ) - 術式名の案で子虚烏有呪術(しきょうゆうじゅつしき)、簡単に言うと子虚→事実とは異なること、嘘。烏有→何も存在しないという意味。そんな事実とは異なり最後には存在しなくなるという男主くんの寿命と無理して嘘をついていたらなぁという想像で考えたものです。 (11月13日 21時) (レス) @page20 id: b62edcffd1 (このIDを非表示/違反報告)
海獣(プロフ) - こんばんは!作者様の作品楽しみに読ませていただいてます!更新も体調等に気をつけながら頑張ってください!因みに術式名を考えたんですけど、入り切らなかったので、次に乗せます! (11月13日 21時) (レス) @page20 id: b62edcffd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霊時 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2023年11月8日 18時