スネイプ先生side ページ21
どうやらポッターとその他二人がコソコソと
賢者の石について嗅ぎ回っているようだ。
面倒事に足を突っ込むのはあの男となんら
変わりない。
全く。憎らしい奴だ。
それにAも引っ張り回している。本人にはいい迷惑ではないか。
と言うかポッターを見ているだけでイライラする。
それが授業中の八つ当たりだと言うことは無論誰にも言えるわけが無いのだが。
なぜ9割ポッターで目だけリリーなのか全く理解できん。
お陰で対応に困る。
しかも誤解されてローブの裾が炎上するわ
クディッチは負けてしまうわ
三頭犬に足やられるわ。
結構散々な目に合ってないか？
…Aに会いたい。クディッチ以来茶会もしていない。
「…ぁ、す、スネイプ、先生…？」
と願望に反して来たのはクィレル先生だ。
クディッチの呪文騒動以来距離は置いていたが。
「どうしましたかなクィレル先生？我輩に声掛けなど珍しいですな」
「…ぁ、私の部屋、に、Aがいて…お茶会、どうかと…あの子も、さ、さそって…と」
思わぬ申し出。探す手間が省けた。
クィレルの部屋に居るのは気に入らんが
今回は見逃してやろう。
全く、あの子は自分の魅力に気づいた方がいい。
それをわざわざ彼女に言うわけではないが。
「いいですな。早速、お邪魔させてもらいましょう。」
無言の時間が続く。
部屋にたどり着きドアの取っ手に手を掛けた時、一度だけこちらだけ見て寂しげな瞳をした。
「…私、だって、……あの子を幸せには出来ないけど…で、でも、諦めたく、無い、んです。
ま、ま、けませんから……」
なぜ、そんな瞳で我輩を見る…？
それでは、まるで、死ぬようではないか。
「あの子は、渡さない。」
ですよね。と苦笑いしながらドアを押し開ける。
『あぁ！せ、…あぁぁ、えーと、スネイプ先生！』
「…別に、良いが。」
ﾁﾗｯとクィレル先生を見てから言う。
『…セブルス、案外すぐ見つかったんですね。クィレル先生。』
「ぅ、ぇ！？、あ…？え、えぇ！すぐそこで歩いて、ました！！」
いくらなんでも焦りすぎだろうに。
なんとも滑稽な姿に笑う。
「…あぁ、Ms.Aその、私も、名前呼びで、か、構いません、よ？？」
その上嫉妬とはなんとも言えませんな。
…気をつけよう、下手したら本当に負ける。
『く、クィリナス？』
ぱっと、笑顔になった。
気づいたときには、夕刻近くだったのは内密だ。
ターバンのターン!!!?(ちょい甘め)→←番外編 ｸﾘｽﾏｽのお出かけ 2
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リリ - スネイプ教授大好きです！私の夢小説もあれなら読んでいただけたら嬉しいです！ (2019年7月31日 13時) (
レス) id: 551b9207bf (このIDを非表示/違反報告)
はるがみ(プロフ) - 悪魔の罠の弱点は光だったと思います〜 (2018年11月25日 21時) (レス) id: d88723603a (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - 超小型コンミスさん» コメントありがとうございます！ですよねぇ、かっこいいですもん！ホグワーツあったらなぁって思います(笑) (2018年2月25日 9時) (レス) id: 246d2e56cc (このIDを非表示/違反報告)
超小型コンミス - 私もスネイプ先生 好きです(｡･ω･｡) ホグワーツ行きたい！ (2018年2月24日 18時) (レス) id: d785573a06 (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - クラp教授様、へ！？本当ですか！？申し訳ありません……！修正いたします！ご指摘ありがとうございました！！ (2018年1月25日 16時) (レス) id: 246d2e56cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひいらぎ | 作成日時：2017年11月21日 21時
