ちょっと反抗期 ページ24
『何でも出来るなんて思ってません！！
貴方の過保護にはうんざりです！！』
荒々しくドアを閉めて走り出す。
ふざけるんじゃない。
私は小娘じゃないし思い上がっていない。
こうなったら絶対に賢者の石を守ってやる。
あの人はなぜ私を心配をしているか知らないが、全くの杞憂で終わらせてやる!!!
ﾊﾞｧﾝ!!!とセブルスの初授業の時並みの音を響かせて談話室のドアを開け放つ。
数人が驚いたように振り向いた。
そして先程の音の原因があのおしとやかな
Ms.Aと言うことに気づいて更には目を見開いた。
おしとやかーに笑顔で会釈してから顔を反らすと
笑顔が失せる。
ちなみに真顔でも可愛いのが私だ←
とか思ったもののやっぱりイライラしてきて
下唇を噛む。
「あら、A。……どうしたの？」
部屋で分厚い本を広げていたハーマイオニーは
そんな私の様子を見て怪訝そうに眉を潜めた。
『…ある人と、喧嘩しちゃって』
「聞いて良い？それ、相手…」
『…えっと、引かない？』
「善処するわ」
『じゃあ言わない』
「う、嘘よ!！大丈夫だから!!」
じとっとした視線を投げる。
この子は無駄に親身になって話を聞いてくれるから変に気負いしないか心配だけど。
『…えっと、スネイプ先生と……』
「え？す、スネイプ先生と？」
ｺｸﾝ、と頷く。それを見て、長い長いため息を
吐く。
「な、なんでまた？そこそこ仲が良いのは知ってたけど…」
『……トロールの時とか、無茶するなって言われて、今回も言われたの。何でも出来るなんて思うなって。』
「はぁ？あの人何様よ。Aの親なの？」
『…酷く言わないであげて。心配してくれるのは、嬉しい、から……』((ｵﾄﾞｵﾄﾞ
「…あなた、それ……」
再び長いため息。その先の言葉が紡がれることは無かった。
とりあえず話は聞いて貰ったのでちょっと
落ち着いた。
悪いことしたかな……
いや、賢者の石は絶対に守る。
それはここで宣言しまーす!!
作者より☟
今さらなんですけど、主人公の杖の材質のお知らせをしてませんでした！
カエデの木に極彩鯨の骨。しなりにくい。
24�冂�度。
です！遅くなってすみません！
1000hitありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願い致します！！
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リリ - スネイプ教授大好きです！私の夢小説もあれなら読んでいただけたら嬉しいです！ (2019年7月31日 13時) (
レス) id: 551b9207bf (このIDを非表示/違反報告)
はるがみ(プロフ) - 悪魔の罠の弱点は光だったと思います〜 (2018年11月25日 21時) (レス) id: d88723603a (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - 超小型コンミスさん» コメントありがとうございます！ですよねぇ、かっこいいですもん！ホグワーツあったらなぁって思います(笑) (2018年2月25日 9時) (レス) id: 246d2e56cc (このIDを非表示/違反報告)
超小型コンミス - 私もスネイプ先生 好きです(｡･ω･｡) ホグワーツ行きたい！ (2018年2月24日 18時) (レス) id: d785573a06 (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - クラp教授様、へ！？本当ですか！？申し訳ありません……！修正いたします！ご指摘ありがとうございました！！ (2018年1月25日 16時) (レス) id: 246d2e56cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひいらぎ | 作成日時：2017年11月21日 21時
