20話 ページ22
鳥たちが囀る清々しい朝・・・
のはずなのに、爽やかな外とは打って変わって頭が痛い、なんでだっけ・・・?
「だ、太宰さん、頭が痛いんですけど」
「ああ、中也に散々呑まされてたもんね、お酒。
未成年なのに〜、まぁポートマフィアにはそんなの関係ないんだろうけど」
なんて上機嫌で朝食の用意をする太宰さん。
呑んだ・・・?お酒を・・・、
嗚呼、そう云えば。
「今日、私だけ仕事だからAくんは此処に居るかお出かけでもしておいでよ、」
パンと珈琲を手に太宰さんが云う。
「ちゃんと仕事してくださいね。」
そう云うと分かってるよー、と緩い返事が返って来る。
「それじゃあ、行ってくるよ。」
「はい、行ってらっしゃい、太宰さん!」
太宰さんを見送った。
却説、何をしようか。
料理?今更いらないな
洗濯?それは先刻したよな。
お風呂?昨日入った。
掃除?する程部屋は汚れていない。
なんて考えて居ると、机に置いてある携帯が鳴った。
「・・・!中原さんからメールだ。」
昨日の今日で、なんだろう、見てみよう
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作者名:ちゆ。 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年3月14日 22時