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14話 ページ15

「・・・Aくんはどうしてポートマフィアマフィアを嫌うの?」



「それは・・・」



今言ったらきっと迷惑になる。
ふとそんな考えが頭をよぎった。


「別に、強いて言うなら悪いことしてる奴が嫌いなんですよ。」



少しだけ、嘘を吐いた。



「ふーん、そうかい。
勉強の続きをしようか」





ーー

ーーー
???side


「何なんだ彼奴は!!」



「あっ、芥川先輩?どうしたんですか!?」



また彼奴、樋口ちゃんをいじめてる。
懲りないね、ほんとに。



しかしまあ、あの子は何にそんな荒い殺気を立ててる?


「太宰さんと共にいた奴、確か名を新美Aと言った、
次に会ったらどうしてくれよう」



ん?新美・・・、A?



「芥川、其の話詳しく聞かせて、」



「おい、結梨。ンなことしてる場合じゃねぇ。」



邪魔が入った・・・



「五月蝿い、中也。
・・・仕方が無いね、今日ばかりは見逃す。
一つだけ言っておく。
Aを殺 すような事があったら芥川、あんたを殺 すから」



そう言って、中也のあとに付いていく。



A・・・、生きていたのね。
無事でよかったわ。



太宰と一緒に居たのであれば、探偵社にでも入っているのか、



「んなら安心だ」



「なんだ、結梨?手前今日変だぞ」



「いや、何でもない。」

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作者名:ちゆ。 | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年3月14日 22時

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