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_さんじゅうに._ ページ38
ミカside
「よくやってくれたね、ミカくん。」
「うるさい。」
長くて白い髪を靡かせて歩いてきたのはフェリド・バートリーだったと思う。
彼奴は結構上位始祖だ。
だけど、茜ちゃん達を殺 した事に変わりはないから許そうとは思わない。
あっちゃんやその友達まで殺されるのはいけない。
「彼ら、どうやって連れてきたんですか?
確か、''異能力者''だとか。」
「僕の家族。とその友達。
逆らってお前達に殺 されるくらいなら連れて来てしまおうと思った、其れだけ、
勿論、手を出したら容赦しない。」
キッと睨みをきかせる。
一瞬怯んだような顔を見せるが、直ぐに何時もの気味が悪い笑顔に戻るフェリド。
「殺 す心算はないよ?
一寸遊ぼうと思っただけだよ、」
「僕の時のような手を使ったら・・・許さないから。」
「うん、其れは分かってるよ♪」
フェリドと仲良くしておくのは、あっちゃん達にとって、好い事なのかもしれない。
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作者名:雪村ゆた×侑希 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年1月17日 18時