今様と漆黒の華ー太宰治の幹部秘書ー【太宰治】【文スト】

今様の華26 ページ27

ある日の暮方の事である。二人のポートマフィア構成員(太宰＆A)が長い長い廊下を歩いていた。((羅生門風




『太宰さん、首領への報告お疲れ様でした。』




太宰「Aちゃんこそ。うーん、そうだ仕事終わりだし、姐さんの所にでも寄ってみるかい？」




『お邪魔にならないでしょうか…』




太宰「ならないならない！姐さん喜ぶよ！」





『では行きたいです！』




そう言って紅葉さんの部屋へと体を方向転換させた時だった。

なんか、コロコロって聞こえる？かも？

そう思ったら直ぐに逃げるべきだった。

次の瞬間









??「ウハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!」






どっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあん!!!!!!!!!!!






笑い声と共に一室から爆音が鳴り響いた


目の前には吹っ飛んできた扉があった


太宰「Aちゃん、危ない!!」


太宰さんが私を突き飛ばして、二人で廊下の端の方へ転がった。


『危機一髪、でしたね…ありがとうございました。』


太宰「ううん、いいんだ。それより梶井さん、またやってるのか…」


『梶井さん??またやってる??』



太宰「あー、うん。そうなるよね。よし、会いに行こう！」


『会いに行くって何処に？へっ！今爆発した部屋?!』

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