【ハイキュー!!】返却ぷりーず、平穏高校生活。

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「うわぉ」



「す、凄い……！ホテルより……！」





「あぁ…私がこんな所にいたら全国の大富豪に暗殺……！」



「落ち着いて仁花。……にしても凄い……」







寮に、一歩足を踏み入れた私達。きらびやかで、掃除が行き届いてる…。ヤバいな。




とりあえず階段ないかと探せばまさかのエレベーターだし。ヤバいよ。






そして今は部屋の前。カードキーをかざす。するとピッ、という無機質な音と共に、ガチャ、とロックが解除された音がなった。





「……入れます…よね」




「うん…いくよ」






雪がドアを開ける。






「………ヤバくね？」





目の前の光景。二段ベッド２つにソファとテレビ。大きな窓。私達の荷物も置いてある…。







「こ、ここまでくると怖いね、」




「す、凄い……凄いとしか言い様のない……」





「二段ベッド……？寮に………？」






各々感想を述べつつも、自分の荷物の整理に取りかかる。いや、タンスもそれぞれ別々。学習机も各自使えるようにある。





今までの環境が揃いすぎて、逆に落ち着くというね。怖いわこの学校。









　





「……私の部屋、一番端だけど、隣誰なんだろう……」



ふと、雪が呟いたその言葉。私は硬直した。いや、フラグがさ…？(震え声)





「や、優しい方々だと願いましょう……！」




「そ、そうだよね……！」






「ヤメテ！それ以上フラグ建てないで！私心当たりありすぎて困る！」





「えぇぇ……」






「ごめんて。部屋、階は学年関係ないらしいから、マジありえるんだよ……！」





まあ、なんやかんやで片付けを終わらせ、隣についての議論を長いことしていた。









(……天瀬の声がする)




(なんかストーカーみたいだぞ)





(………は？)





(あ、噂のアマセちゃんッ？)






(初恋かよ白布)





(殴って良いですよね)






(え、ちょ、)









「………？なんか聞こえなかった？叫び声、」







「うーん……部屋、防音されてるからなぁ……」






「き、聞こえたよ！断末魔の叫びが……！」






「え……この寮怖い……」

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ラッキーハイキューキャラ!!

菅原 孝支

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