【ハイキュー!!】返却ぷりーず、平穏高校生活。

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「ぁあぁぁ…やっと一人になれた……」



疲労がどっとなだれ込み、脱力する。え？あのイケメン二人？






「…あー、怠……俺保健室行く」



「あ、俺も。……来た目的果たせてないけど。……許さねぇからな天瀬」








という私の死亡フラグを建てて去っていきました。うん、私脅して楽しいのかな。白布さんは。





まぁ、明日何あるかはわかんないけど、静かになったんだ。休もう。





「今なら………寝れる………！」





そう考え、瞼を閉じ、意識が落ちるその瞬間だった。









けたたましい、叫び声。そして破裂音。意識を慌てて引き戻し、音の出所＿＿＿＿＿＿窓の外をみる。







「＿＿＿＿＿＿あ、」








殴り合い。まぁ、不良校なのだから毎日のように起こるのだろうか。見たくない光景ではあるけど。しかし、私の目に留まったのは＿＿＿＿＿＿







「朝の黒髪青年……」









そう彼。彼が大勢を相手にしている。仲間は……いる、あのオレンジヘアの少年だ。







「喧嘩って団体技なのかな……」







つい、意味のわからない事を口走る。いや、でもあの二人のコンビネーションは凄い。オレンジくんがスピードで相手を翻弄して、黒髪青年がトドメ、みたいな感じ。最早美しさすら感じるわ。







その他は……金髪眼鏡くん。とアホ毛くん。………会話が少し聴こえるけど、彼等１年、２年あたりかな。「〜さんに…」みたいなこと言ってるし。









………この学校、怖くね？彼等、余裕そうな顔して10人くらい片付けたよ。あれかな、かなりの実力グループみたいなのあるのかな。





…………五色くんとか、白布さん、太一さんとかもなんかのグループかな…。白布さん、太一さんはともかく、五色くんと太一さんとか……好んで居たくないと思うんだけど。性格的に。







とりあえず窓から離れ、破裂音はガラスの音かな、と考える。そこの教室いた人びっくりしただろうな〜。








あ〜…私も保健室のベッドで寝たい………。







再び椅子に座り、机に突っ伏して目を閉じた。









　






(…………いきなり窓ガラス割んなよ)




(いや、俺ら、いつもそんなんだけど)





(ここ保健室)








(生徒会室の割った俺らよりマシ)







(………いい迷惑だな)

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ラッキーハイキューキャラ!!

菅原 孝支

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