サンタクロースに。 ページ5
あなたside
言った瞬間、消えたくなる
穴があったら入りたいし
むしろ穴掘らせてください
∣
中間「……ｯ、あー待って、あかん」
「あかん……って、ちょ先輩？」
淳太先輩 顔が真っ赤です
恥ずいのはこっちですから！
中間「あまりにもAが愛おしくてつい、
ぁぁぁ俺のバカ ホンマにすまんかった」
い、愛おしい？？？
「いやいやいやいやいや、全然
やめましょうこの話！はい、終わり！」
中間「そ、そやな！！」
これ、もしかして、気まずい展開？
＿＿＿＿＿＿
あれから、お店を出て
私たちは街を歩いている
それぞれの家に向かって
"帰りたくないな"
って思うけど、お互い疲れてるし
淳太先輩はきっと忙しいから…
中間「あークリスマスプレゼント用意すれば良かったな」
「そんな、子供じゃないですし」
中間「大人も子供も関係あらへん
A、欲しいものは？」
∣
欲しいもの……？
それは手に入るのかな
∣
「"淳太先輩"じゃなくて、
"淳太くん"との時間が欲しいです」
って、気づいたら口走ってた
「な、なーーんて……」
−ｶﾞｼｯ
「へっ？」
急に先輩の手が絡まる
中間「へぇ、Aいつからそんな素直になったん？」
怪しい笑みを浮かべる先輩
いや、先輩っていうかこれは
"中間淳太"
"オスver."
中間「クリスマスの夜 男女がデートする
食事も終わって帰り道……」
「あ、あははは」
中間「誘ったのはそっちやで？A？」
わぁ、これ詰んだのか
�陲舛磴鵝∋笋牢岼磴辰燭里�な
私は素直になってはいけないのか
それとも、
私はもしかしたら、
先輩を
中間淳太を
∣
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作者名：ﾋｶﾙ｡ | 作成日時：2023年8月3日 22時
