真っ赤なお鼻の。 ページ3
あなたside
− ｼﾞ…ﾍﾞﾙ ♩
− ｸﾘ…ｽ…♩
街を歩けばどこも赤白緑色
ケーキやチキンやシャンパンだったり
クリスマス1色
私はと言うと、普通に仕事の帰り
お店から聞こえるクリスマスソングを口ずさみながら
ただ1人ライトアップされた道を歩くだけ
" クリスマスなのに寂しくないのか "って？
そうやって騒いでたのも大学生まで…
別にクリスマスなんて
私にはサンタさん来ないんだし
家で呑もうかな、、
あ、お酒飲めないんだった
＿＿＿
7人は来月の会見に向けて毎日忙しそう
だから、年末もゆっくりは出来なそう
会見なんて堅苦しいのあの人たちには似合わないのに…
なんなら、カウントダウンコンサートで
突然登場して "俺ら戻ってきたぇぇぇ"って
ぶちかました方が似合うんじゃないか？
＿＿＿
??「A…!」
「あ、、！ 」
走ってやってきたのは、あの人
うん、"あの人"
中間「帰んの早すぎやろ、、、」
「淳太先輩が遅いんですよ」
中間「なんで、クリスマスに1人寂しく歩いてんねん」
「クリスマスだからって何ですか、、
あ、淳太先輩 そういうの気にするタイプですね〜？笑」
中間「悪かったな!!」
そういや"中間淳太"は、悲しい男だったな
中間「学生の時とかクリスマスどう過ごしてたん？」
「まぁ、リア充リア充してましたよ」
中間「へ、へーーそうなんや笑」
リア充してたのは嘘ではない
ちゃんと、リアルは充実はしてた
友達と…笑
「じゃあ、、、先輩
この歳にもなってあれですけど」
「今からデートします？」
中間「…へ？」
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作者名：ﾋｶﾙ｡ | 作成日時：2023年8月3日 22時
