幸せにしてやる。 ページ13
あなたside
って、思ったことそのまま言ったけど…
部屋中が謎な空気に包まれる
「ぇ、なに、急に黙らないでよ」
藤井「刺さったわ」
「なら、良かったです」
藤井「よし、幸せにするわ」
「ありがとう、幸せにされます」
藤井「ちゃう、"俺が"幸せにするわ」
ん？藤井さん？
ボケてる？
「な、なんでやねーん」
藤井「ボケてへんわ！！！」
藤井「ねーまじでなんで淳太なん？？？」
「わーーうるさいなぁ」
藤井「A、よし、飲むぞ」
「どんな流れ？」
流星といると時間がゆるゆるになる
この空気はすごく居心地が良い
こんなイケメンが部屋にいるなんて夢みたいだけど…
てか、私飲めないし…
藤井「飯食ってへんやろ？」
「そりゃ、職場から連行されましたから」
∣
藤井「どう？試したい料理あんねん
忘年会せん？」
丁度腹減ってるし
良いかな
「良いけど、冷蔵庫空っぽだよ」
藤井「どれ見してみぃ？」
ドスドスと他人の家のキッチンに向かう流星
これでも一人暮らしOLの部屋だぞ
− ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
なんかしてるし
藤井「これいつのやねん」
なんか言われてるし
「今年から外食増えたからなぁ、」
藤井「ずっと淳太と外食なん？」
「いや、照史くんと新しい店開拓したり
たまにのんちゃんに呼び出されてとか、
あ、この前�陲舛磴鵑反�べたな……」
ピタッと流星の作業の手が止まる
藤井「俺も誘えし」
「いやいや、スケジュール知らないし…
変なタイミングで連絡したら嫌だし」
藤井「じゃ、俺から連絡しよ」
てか、来月に会見あるのに…
他人の家の冷蔵庫漁ってて良いんか
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作者名：ﾋｶﾙ｡ | 作成日時：2023年8月3日 22時
