追いつかない。 ページ34
レストランから出たあと少し一人で考えた
淳太くん達にどう説明しよう
でも、言わない方が良いのかな
もうわからないよ！
幸せそうだしな…
�霤弔�んも良い笑顔だったし
でもさ、こんなに世界って狭かったっけ?
あぁー会社にも戻らないと…！
５時になったら淳太先輩帰っちゃう！
なんか、頭がすごく混乱してます
情報が多すぎて追いつきません！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
午後4時30分
#会社
「ただいま戻りました〜 」
混乱したまま会社に戻りました
整理のしようがないです
部長に今日の報告と会議の書類を提出し
自分のデスクに突っ伏した
「あ″ぁ″ー」
女子力の欠けらも無い声を発した
そんぐらい体力が削られました
脳も休めないとね
中間「おかえり、お疲れ様」
コトっと缶コーヒーがデスクの上に置かれた
淳太先輩… 好きぃ！
「淳太先輩〜!!淳太先輩〜!!
あー！淳太ぁ〜！ 淳太淳太淳太ぁぁ」
…って！ 何してんの…！
中間「どうしたん？何か嫌なことでもあったか?」
ほら、優しい…
「呼んだだけです…
あ、飲みに行きません？
前に照史くんと行った ご飯屋さん良い雰囲気だったんですよ〜」
中間「は？ 照史とご飯?！ 俺聞いてないんだけど〜」
何故かムスッとする淳太先輩
そういえば言ってなかったな
「って、私飲めないんだ…
あぁー淳太先輩助けてぇぇ 」
中間「ご飯奢ろか？
照史と何話したんかじっくり聞くけどな」
いや、そこですか
�霤弔�んのことどうしよう…
彼女いるのは知ってるじゃん?
あー！
「いやぁぁぁー」
中間「ったく、ほら、行くで」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
#ご飯屋
＿＿＿＿＿
中間「んで？照史と2人で何してたん？」
ご飯屋さんにて淳太先輩に質問攻め
ホントに淳太先輩、照史くん好きだなぁ
その方がエモくて良いんですけど
「照史くんの相談にのってただけです〜」
中間「なんや俺に言えば良いのに…ﾑｽｯ」
淳太先輩はプクッて頬をふくらませた
うわぁ、可愛い…
「あぁ… 私も幸せになりたい…」
実は山本さんと�霤弔�んの幸せそうな笑顔見て
めっちゃそう思ってしまった
中間「そんなんで落ち込んでたんか」
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作者名：ﾋｶﾙ｡ | 作成日時：2021年3月14日 23時
